「つい忘れていた！」引っ越し当日のガス開栓はできるのか？

引っ越し前準備は非常に多くハード

引っ越しの準備は思った以上にハードであれこれ準備や手続きをしなければならないものもあり、すべてを完璧にこなすのは難しいことです。

ガスだけでなく、電気、水道、その他にも電話を引いている方は電話、ネット、テレビなどあらゆる手続きが必要なのです。

もちろん引っ越しの荷造りにも追われていれば、手続きに関する管理が行き届かない方もいらっしゃるでしょう。特に仕事をしている方なら、なおさら大変なはずです。

では、私たちのライフラインであるガス開栓手続きをうっかり引っ越しし当日まで忘れてしまったらどうなるのでしょうか。

引っ越しし当日に開栓手続きは可能なのか

当日に開栓手続きは気づいた時点ですぐに連絡しましょう。まずは会社に連絡することが先決です。よほど予定が立てこんでいない限りは、開栓手続きを行えるケースが多いです。ただし、繁忙期などの場合はどうしても予定がいっぱいで、作業ができる方の人員が足らないということも多々あります。

その場合は翌日以降になってしまう可能性がありますので注意しましょう。

また、当日といっても遅くなってから連絡するのではなく、できるだけ朝一番など早い時間に連絡をするのがベストです。

ガス開栓は立ち合いが必要

開栓は水道や電気とは異なり、必ず立ち合いが必要になります。閉栓の際は特に立ち合いの必要がないので「どうして開栓だけは立ち会いが必要なの？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ガスは使い方によって大事故につながることもあるので、事前にきちんと説明をしておく必要があるため、どんな事情がある方でも必ず立ち合いを行う義務があるのです。

そのため、もし翌日以降になったとしてもできるだけガスがいつまでも使えないことでは入浴もできませんから、先方の都合に合わせられるように都合を付けて開栓できる最短日に立ち合うよう自分の予定を調整しましょう。

開栓当日は、設備の点検と開通作業を行って、利用者に契約の内容についてや、利用にあたっての説明を受ける必要があります。安全に使用するための説明はしっかり聞いておくと便利です。

作業自体はそれほど時間を要するものではなく20~30分もあれば完了します。開栓作業が終わり、試験なども問題なければその日から無事に使用することができます。

開栓作業にはお金はかかりませんのでコストを心配する必要もありません。

できれば引っ越しの日に焦るよりも事前にライフライン全体に関する手続きは前に済ましておくのが良いです。