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ガス爆発は、どれぐらいの頻度で起こるのか?家庭で気をつけるポイント。

近年の都心部における状況

爆発事故のデータの参考として、東京消防庁が発表している東京都内での近年の状況を見てみましょう。2013年中のガス漏れ火災は4件で、2012と比べて7件減少しました。損害状況は焼損床面積および焼損表面積はなく、損害額は4千円と、この年度においては前年と比べて225万1千円減少する小規模な爆発にとどまりました。負傷者は一人で、火災による死者は発生していません。

都市ガスは1998年をピークに増減を繰り返していますが、長期的に見ると減少傾向にあります。なお、プロパンは1995年から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、2013年中はプロパンによる火災はありませんでした。

2013年中の原因としてホースの元栓への差込み不良、ゴム管の老化や接触不良、屋内配管の腐食となっています。機器や設備の不良や使い方だけでなく、元となる部分がきちんと接続しているかや、ゴム管や配管などが老朽化していないか、定期的に点検やメンテナンスをすることが大切です。

使えているから問題ないと放置してしまわないようにしましょう。忙しいからと点検を受けていない方は注意してください。

爆発事故の発生状況

もう少し新しいデータで発生状況をチェックしてみます。2017年の発生件数は東京都内に限ってみると15件、2016年に比べて4件減少しています。過去10年では最小の件数となり、負傷者の数も最小にとどまりました。いかに減少したとはいえ、都内だけでもこれだけの件数が年間に起きていることがわかるのではないでしょうか。

そのうち、建物火災が14件と9割を占めました。発火源としては簡易コンロが3件、ファンヒーターが2件と家庭でよく使う機器が出火原因となっていることがわかります。着火物となったのは簡易型コンロ用燃料ボンベ、エアゾール缶に続き、プロパン、都市ガスも原因となっています。

たとえば、電気のIHクッキングヒーターの上に簡易型コンロを重ねて使用し、誤ってクッキングヒーターのスイッチを入れてしまったところ、台所用品が燃え、カセットボンベが爆発して出火した事例があります。このように可燃性ガスが急速に熱膨張を起こし、何らかの発火源を中心に周囲に伝播することで生じます。

ガスは目に見えず、気づかないうちに滞留してしまい、漏れているのを知らずに火気を使うことで爆発に至るのです。ご家庭でも使う機会が多い簡易型コンロ用燃料ボンベ、エアゾール缶によって起きる事故は、多くが不適切な取り扱いや維持管理の不適切によって生じているため、元を返せば、取り扱う人が気をつければ防げるケースがほとんどです。

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