パスポートの手続き

引っ越した場合のパスポートの手続きについて

引越した際、住所変更届け手続きをするものが数多いのですが、意外にうっかり忘れてしまうのが「パスポート」です。
では、引っ越しをした場合、パスポートの手続きはどうしたらいいのでしょうか？
答えは「届出不要」です。パスポートの中にある「所持人記入欄」の住所を訂正するだけでOKですが、注意点として、入国審査の際にトラブルになる可能性がございます。

パスポートの届出が必要な場合とは

パスポートには「記載事項」というものがあり、その事項に変更が合った場合には届け出をしなければなりません。
記載事項に記載する例として、

• 戸籍上の姓に変更があった場合
• 家庭裁判所の許可を得て、氏名が変更した場合
• 本籍地の都道府県が変更した場合
• その他、性別の変更、戸籍上の生年月日に変更があった場合

などが挙げられます。
変更に際して用意する必要な書類等は以下のとおりです。

• 一般旅券発給申請書（記載事項変更用）
• 戸籍抄本、または戸籍謄本　※６カ月以内に発行されたもの
• パスポート用写真　※６カ月以内に撮影されたもの
• 有効なパスポート
• その他（住民票の写しや配偶者のパスポートなど）

新パスポート発行まで、おおよそ一週間はかかり、手数料は6,000円です。
引越し後、新婚旅行などで海外へ行く予定がある場合や新たなパスポートが必要な場合などは予め手続きを済ませておく必要があります。