引っ越しのスケジュールが遅れた…そんな時、電気の手続きはどうすればいいの?
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スケジュールが押してしまった場合、速やかに連絡しましょう
スケジュールが押してしまい、予定していた日に引っ越しができない場合、速やかに電力会社に連絡しましょう。使用停止の申し込みは、停止を希望している日の1週間前が目安です。
前もって電力会社に連絡していたものの、直前になって予定日に停止されると困るというケースも出てくるでしょう。遅くとも2~3日前までには、申し込みの依頼をする必要があります。
スケジュールが押したときは、まず停止日を変更してほしい旨を伝えましょう。そのときに1週間後に伸ばしてほしいなど、具体的に停止日が決まっている場合は伝え、停止日が未定の場合はまた決まり次第連絡するよう話をするとベストです。
電話もしくはインターネットにて、使用停止の申し込みができます。営業時間内はできるだけ電話で、営業時間で連絡ができずやむを得ない場合はインターネットにてその旨伝えましょう。インターネットにて伝えた場合は、翌日の営業時間内に電話をすると確実です。
新居での使用開始日も注意しましょう
使用停止の日を変更するとともに、新たな住居で使用を開始する日にちについて考えなくてはいけません。
あらかじめ連絡しておけば新居に住み始めてから、すぐに使用することができます。使い始めた日をエリア内の電力会社に伝えると、その日から基本料金を日割りで計算してくれます。
もしくは、使用開始の日が決まっている場合は事前に伝えることもできます。立ち会いは不要ですが、電力会社のスタッフが来てくれて、メーターを戻し正しく計れるようにしてくれます。
事前に使用開始する日を伝えている場合は、その日から基本料金が日割り計算されてしまいます。そのため、使用開始の日が延びるのであればその旨を事前に話をしましょう。
いま住んでいる場所も、新たな住居も同じ電力会社のエリア内であれば、停止日と開始日の変更をまとめて伝えるとよいでしょう。
エリアが違う場合は、それぞれの電力会社に連絡する必要があります。開始日についても、決まっている場合は具体的に日にちを伝え、決まっていない場合は決まり次第すぐに連絡すると伝えておきましょう。
使用停止は立ち合いするか選べる
使用停止を申し込むと、停止する当日に電力会社のスタッフが来て、メーターの確認、また料金の精算を行ってくれます。電力会社はスタッフのスケジュールを調整し予定を組んでいるので、停止日が変わる場合は必ず連絡しましょう。
使用停止の場合、立ち合いができるのであれば立ち会い、どうしても立ち合いができない場合はその旨、伝えます。
立ち合いをした場合、その場で料金を現金で支払うことができます。立ち合いをしない場合、元々口座振替契約をしているのであれば後日口座から引き落とし、もしくは請求書を新居に送ってもらう方法もあります。
地方銀行などで口座振替をお願いしている場合、転居に伴い口座を解約する場合もあるでしょう。口座解約をする場合はその旨伝え、現金で支払うか請求書を新居に送ってもらいましょう。
その場で支払ってしまいたいというときは、スケジュールが遅れているため停止日が変更になることと現金で支払う旨を併せて伝えておくと安心です。
新電力会社に乗り換える場合
2016年の4月より、電力小売全面自由化により一般家庭でも電力会社を選べるようになりました。引っ越しをきっかけに、新電力へ切り替えるという方もいらっしゃるでしょう。
新電力へ切り替えようと思っていたけれども、スケジュールが遅れてしまったというときは、まず新しく契約する電力会社に連絡してください。
新電力に切り替えをする場合、以前契約していた電力会社との契約を、新電力が代わりに解約してくれます。
そのため、それぞれの電力会社に連絡をしなくても、新電力会社に連絡をするだけで手続きが済みます。
新電力に切り替えをする場合、スマートメーターに切り替えなくてはいけません。スマートメーターがすでに設置されている場合工事は不要ですが、そうでない場合は交換工事が必要となります。交換には多少時間がかかることもあり、一旦東京電力や関西電力など元々の電力会社と契約をし、交換後に新電力会社になります。
そのためスケジュールが押してしまった場合は、契約時期が変更になる可能性があるのでその旨確認しましょう。
何も伝えず引っ越ししてしまったら
もし、何も連絡せず引っ越しをしてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
元々契約していた電力会社に、転居した日を伝えるとその日のさかのぼって基本料金を計算してくれます。
賃貸住宅などで、次の住人がすでに電気を使用している場合もあるでしょう。その場合、トラブルの元となりますので、できるだけ早く連絡してください。連絡することで、新しい住人が使用した分を請求されずに済みます。
忙しい中、手続きを取らなくてはいけないので、つい忘れたりスケジュールが押したりということもありますが、慌てず電力会社に連絡しましょう。