ペットの住所変更
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ペットも住所変更が必要?!引っ越しの前にチェックすべき手続きについて
引越しをされる際、私たち人間は役所を訪れ、引っ越しの手続きを行います。
同じくペットも引越しの際、住所変更があることを知っていましたか?ペットと言っても、全てのペットではなく「犬」と「特定動物」がその対象となります。
特定動物とは、ワニやトラといった逃亡したら人間に被害を与える可能性のある動物で、560種類ほどが指定されています。
なぜ犬だけ住所変更の手続きが必要なのか
特定動物は人間に危害を与える可能性がある、という理由があるので、住所変更を行うことは理解できますが、身近なペットである犬はなぜ届け出が必要なのでしょうか?
それは『狂犬病予防法』という法律と関係があります。生後90日以上の犬は登録と予防接種を受けることが義務付けられています。つまり、日本で正式に犬を飼う場合、登録をしなければならないのです。
では、なぜ登録制なのでしょうか?それは狂犬病です。致死率100%の病気。予防接種を受けることで人や他の動物への感染を防いでいます。
そして公的に登録することでその犬の所有者を明確にし、仮に狂犬病が発生した場合、その地域に対して正しい対応を取ることができるからなのです。
人と同じく市区町村の窓口で手続きを
では、どのように手続きを済ませればいいのでしょうか。まず、新住所の市区町村の役所、あるいは最寄りの保健所で受け付けています。手続きに必要なものは以下のとおりです。
- 犬の登録事項変更届出書(インターネットや窓口で入手)
- 犬鑑札
- 狂犬病注射済票
- その他の必要書類など
住所変更に伴う手数料は無料ですが、鑑札再発行には1,600円、
狂犬病注射済票再発行には340円がかかります。
また、これまで登録をしていなかった場合の新規登録手数料として3,000円、注射済票交付手数料で550円かかり、注射代も別途必要となります。
ちなみに引っ越し後30日間に住所変更を行ってください。