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引越しで電圧を切り替える流れは?注意点に関しても解説します

引越しで電圧を切り替える流れは?注意点に関しても解説します

引越しの際に新居の電圧を切り替えなければならないケースがあります。


例えば、新居の利用電圧が100V で、所有しているエアコンが200V の場合が考えられます。このような場合、エアコンを新居へ移設したければ、新居の電圧を切り替える必要があります。また、床暖房を新居へ移設するにあたって、やはり電圧を200V へ切替えたほうがいいというケースもあるでしょう。切り替えにあたっては、どのようなお手続きの流れになるのでしょうか?


今回の記事では電圧の変更などについて代表的なお手続きの流れについてまとめました。

電圧の切り替え工事は業者さんへ依頼しましょう

新居がはじめから目的の電圧に対応していればいいのですが、そうではない場合は電気工事が可能な業者さんへ切り替え工事を依頼することになります。例えば、100V の新居の電圧を200V へと切り替える工事は下記のように5つの工程があります。


  1. 新居のそばの電柱に200Vの電線が通っているかチェック
  2. 電力量計(スマートメーター)を200V 対応のものへ交換
  3. 屋内のブレーカーを200V対応のものへ交換
  4. 配電盤に関した工事
  5. コンセントを200Vに対応のものへ切り替え工事

このようにかなり大がかりな工事となってきますので、新居での工事はできるだけ早めにスタートしたいところです。そのため、早めに工事を終了させたいのであれば、7月から8月のような業者さんが繁忙期となる時期を避けて引越しを行うことも考えられます。


新居が賃貸物件であれば不動産会社の方や大家さんへ事前に連絡し、入居前から工事をはじめられないか確認してみましょう。また、業者さんへ連絡する前は、利用する機器の種類や製品名を伝えられるようにチェックしておきましょう。

無資格で切り替え工事を行うことは法令違反です

家庭向けの電圧切り替え工事を行うには、第2種電気工事士試験の資格取得者である必要があります。そのため、資格を取得していない方が作業を行ってしまった場合は法令違反となります。電圧の切り替え工事は、ブレーカーの交換や配線工事など多くの工程があり、十分な知識と熟練した技術が要求されます。そのため、資格を取得せず十分な技術がない方が工事を行うと、事故の可能性が高くなります。


家庭用の電源に用いられている電圧は100Vと200Vですが、この電圧は感電死の危険性があります。また、漏電対策が不十分な場合は火災のおそれもあります。無資格で工事を行った上で、火災などの事故が起きた場合、法令違反という理由で保険金の支払いは拒否されてしまいます。また、ご自身やご家族が危険にさらされることにもなります。せっかく新居で新しい生活をスタートしたのですから、引越し後のトラブルを避けるためにも、資格を取得していない方は業者さんへ依頼しましょう。

電圧切り替えの流れは2種類

切り替えの流れは、大きくわけて2種類あります。

1. 引越し業者などの仲介業者さんへ依頼

引越し前に時間的な余裕がなく、電気工事の依頼を代行してもらいたい方もいると思います。そういった方は、引越し業者さんや利用中の電力会社の引越しサポートへ工事依頼を代行してもらえるかチェックしましょう。

2. 直接、工事業者さんへ依頼

エアコン関係の工事を行うことで利益を確保している業者さんは多いので、一般的に関係工事の多い7月から8月は繁忙期になります。そのため、これらの時期に引越しを行う方の場合は、自分で業者さんへ問い合わせるよりも引越し業者さんなどが提供する仲介サービスにも問い合わせをしてみて、工期や予算を比較してから依頼してみてもいいでしょう。


メリットとしては、早めに新居の所在地近くの業者さんを把握できることがあります。短時間で自宅にかけつけてくれるような近所の業者さんを把握しておけば、将来的になにかしらの電気工事が必要となる際も便利でしょう。

しっておくと便利な電圧のマメ知識

電圧をイメージするにあたっては注射器に入った水のたとえが有名です。このたとえでは水を押し出す力を電圧に、出ていく水の量を電流としてたとえています。こういったイメージに加えて「電気が流れているときはコードに熱が発生している」こともイメージすると、電気を用いた生活がもっと快適になります。


市販されている電源コードは、どんなものであっても電流が走ると熱が発生します。これは電気のエネルギーがわずかに熱に変わってしまっているからです。 コードが短いほうが、それだけ熱の発生も少なくてすみます。


例えば、スマートフォンの充電ケーブルは、短いものであるほど充電が完了するまでの時間が短くてすみます。ケーブルが短くなることで熱の発生量が少なくなり、電圧が高くなって充電完了までの時間が短くなるからです。これは、いわば水を押し出す力が強くなるからです。


同じようにして、エアコンや床暖房のような機器も電源からの配線が短いほうが、機器の性能を十分に発揮できると思います。どれだけ電圧が高くなるのかは、電源コードの長さだけでなく太さや配線の引き方によっても変わってきます。どの程度まで性能に差が出るのか知りたければ、開発元メーカーのサポート・センターや工事を担当する業者さんに相談してみるといいでしょう。

記事のまとめ

新居の状況にもよりますが、電圧を切り替える工事は大がかりなものとなるのが一般的ですので、電気工事の業者さんへ早めに連絡をとったほうがいいでしょう。


また、新居が賃貸であれば大家さんや不動産会社への連絡も必要になります。時間に余裕を持ってお手続きを行っておけば、引越しの際の負担を減らすことをおすすめいたします。


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引っ越しサポートNAVI

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