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【引越し】ガスの切替えでガス会社を変更した場合の検針票はどうなる?

【引越し】ガスの切替えでガス会社を変更した場合の検針票はどうなる?

引越しに伴うガスの切替えで、ガス会社を変更されることもあると思います。特に、2017年4月からガスの小売全面自由化に伴い、これまで地域の都市ガスやLPガスしか選択肢がなかった消費者は、ガス会社を自由に選べるようになりました。


ではガス会社が変わった場合、これまでと同じように検針票は届くのでしょうか?今回は引越しに伴うガスの切替えで、ガス会社が変更になった場合の検針票について、ご紹介します。

ガス会社を変更した場合の検針票は?

検針票が発行されない場合がある

ガス会社を変更した場合、新しく契約したガス会社から検針票が発行されない場合があります。会社によって違いますが、大手都市ガス会社(東京ガス、大阪ガスなど)を利用する場合は、引き続き検針票が発行・投函されます。


しかし、ガスの小売自由化に伴い、新規参入したガス小売業者では、紙の検針票が発行・投函されないことが多いようです。ガス会社を切替えたあとに、「事前に知っておいたら変更しなかった」という事態を防ぐためにも、変更先のガス会社における検針票発行の有無を確認しておきましょう。

検針票廃止の背景はペーパーレス化

多くのガス会社が紙の検針票を廃止する背景には、パソコンやスマートフォンが普及したことや、ペーパーレス化によるコスト削減を狙うことにあります。コストが削減できることで、利用者に対しより良いサービスが提供できるという利益還元のメリットがあります。ペーパーレス化に伴い、ガス会社はガス料金や使用量を確認できる公式アプリやwebサービスへの移行を促しています。


しかし、都市ガス・天然ガスの専門誌「ガスエネルギー新聞」の発表によると、日本ガス(ニチガス)は2020年10月7日現在、アプリ移行への対象となる顧客数74万件に対して、公式アプリ「マイニチガス」のダウンロード数は50万件弱にとどまっています。PCやスマホを持っていない世帯や扱いに不慣れな世代には、アプリやwebサイトへの移行は難しく、多くの課題が残されています。

ガス使用量はどうやって確認するの?

ガスの検針票が発行・投函されない場合、ガスの使用量を確認する方法は、主に下記の2つです。

ガス会社の公式アプリやHPで確認

ガス会社が提供する公式アプリやwebサイトで、ガス料金や使用量を確認することができ、利用するには、会員登録が必要になります。


公式アプリやwebサイトでは、ガスの使用量を過去の同月と比較したり、ポイントを貯めて各社ポイントサービスと交換できたりと、お得で楽しいコンテンツが多く提供されています。会員登録には面倒な手続きはなく、いつでもどこでもガス料金や使用量を確認できるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

有料で発行してもらう

ガス会社にもよりますが、紙の検針票の発行・投函を終了した場合でも、紙の検針票を希望する場合は、有料で発行してもらうことが可能です。その場合、帳票発行手数料として、110円(税込)/月ほどが必要です。


ガス会社の中には、紙の検針票を発行するためには、ガス料金の支払い方法を口座振替にしていることが条件とされる場合もあるため、注意が必要です。

請求書(払込票)で確認する

ガス料金の支払い方法を、コンビニや金融機関で支払う請求書(払込書)にしている場合は、請求書紙面でガスの使用量を確認することもできます。


但し、ガス会社によっては、請求書が発行できるのは「ガス契約のみ」の利用者としていることもあり、ガスと電気のセットプランなどを契約している場合は、発行できないこともあるようです。

ガスの検針票にまつわるトラブルに注意

国民生活センターや消費者センターには、ガスの小売自由化に伴い、利用者を狙ったトラブルが報告されています。寄せられた相談内容には、ガスの検針票に関するものも多いです。


特に昨今の社会情勢から、「新型コロナウイルスの影響でガスの料金が安くなるので、検針票を見せてほしい」と言われるケースには注意しましょう。検針票には、名前や住所のほかにもお客様番号や供給地点番号などが記載されており、これらは重要な個人情報です。


ガス会社はこれらの個人情報を元に契約を行うことが可能です。ガス会社の切替えに対する電話勧誘や訪問販売を受けた際は、検針票に記載している情報を教えてしまったり、見せてしまったりしないように注意しましょう。もし、ガスの切替えで不審に感じたことやトラブルがあった場合は、相談窓口に電話して相談してみましょう。


  • 経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口:03-3501-5725
  • 消費者庁消費者ホットライン:「188(いやや!)」

まとめ

今回は引越しに伴うガスの切替えで、ガス会社を変更した場合の検針票についてご紹介しました。


記事のポイント


  1. ガス会社の切替え先が大手都市ガス会社の場合は紙の検針票が発行される
  2. ガス小売業者に切替えた場合は紙の検針票は発行されないことが多い
  3. 検針票が発行されない場合公式アプリやHPで使用量を確認できる
  4. 検針票は有料で発行することもできる
  5. 請求書(払込書)でも使用量が確認できる
  6. ガスの検針票は個人情報が記載されているので不用意に人に見せない

ガス会社を切替えに伴い、検針票が発行されなくなることで、不便を感じることもあるかもしれません。どうしても検針票が必要な場合は、有料で発行してもらうか、ガスの検針と同時に検針票を発行・投函が可能なガス会社を選びましょう。


また、公式アプリやwebサイトでは、ガス使用量を確認できるほかにも、各種変更手続き、お得なポイント制度などもあり大変便利です。スマホやPCが使えるのであれば、ぜひ利用を検討してみることもよいでしょう。


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