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引越しに伴うガスの切り替えでガス会社変更後にガスの火力や品質は変わるの?

引越しに伴うガスの切り替えでガス会社変更後にガスの火力や品質は変わるの?

引越しに伴うガスの切替えでガス会社を変更した場合、火力やガスの品質が変わってしまうのではないかと気になったことはありませんか?ガス自由化に伴いガス料金が安くなった分、質の悪いガスが提供されてしまうのでは?と不安になることもあるかもしれません。


また、毎日の料理や入浴や暖房器具の使用の際に火力が弱くなってしまっては、料金が安くなっても本末転倒です。今回は、引越しでガス会社を変更した場合、ガスの火力や品質について詳しくご紹介します。

ガス会社を変更すると火力は変わる?

ガス会社を変更した場合、基本的に火力は変わりません。その理由として都市ガスの場合、ガス管はこれまでと同じものを使用するためです。


そのため、都市ガス→都市ガスの変更は、これまでと同じ火力で使用できます。ただし、LP(プロパン)ガスから都市ガスに変更した場合は、火力が弱くなります。


都市ガスに対し、LPガスの熱量は約2.23倍です。都市ガス供給エリアであるにも関わらず、飲食店などでLPガスを使用しているのは、調理の際の火力の強さが理由なのです。

ガス会社を変更するとガスの品質はどうなる?

ガス会社を変更しても、ガスの品質は変わりません。その理由は火力と同様に、これまでと同じガス管を使用するためです。


しかし、同じガス管を使うということは、これまでは大手都市ガス会社のガスのみ通っていたガス管に、新規参入のガス会社のガスが通り、複数のガスが混ざることになってしまいます。


この点に不安を感じるかもしれませんが、何ら問題はありません。都市ガスには規格があり、同規格であれば、異なる会社のガスが混ざっても、ガスの品質は変わらないのです。


またLPガスの場合も全国で規格を統一しているため、品質に違いはありません。ガスの品質は、管理事業者が全てを厳しくチェックしているため、ガス会社を変更したからといって、質の悪いガスが供給されることはありません。

都市ガスには7つの種類がある

日本で使用している都市ガスには、全部で7つの種類があることをご存知でしょうか。


ガス機器に「13A」と記載されているのを見たことがあると思います。この「13A」などがガスの種類を識別するものです。


ガスの種類は、主に発熱量の違いで分けられています。

高カロリーガス「13A」「12A」

「13A」の発熱量は約10,000~15,000kcal/㎥で、都市ガスの約90%を占めます。都市ガスの中で最も発熱量が大きく、大手都市ガス会社が採用しているガスです。


また「13A」より発熱量が約9,070~11,000kcal/㎥と小さく、千葉県など一部の地域で使用されていました。現在は「12A」のガスを使用していた地域も、順次「13A」へと移行しています。

低カロリーガス「6a」「L1」「L2」「L3」「5C」

都市ガスのシェア率としては低いですが、5種類の低カロリーガスがあります。低カロリーガスの発熱量は、約4,500~7,000kcal/㎥です。


低カロリーガスが、高カロリーガスと同程度の発熱量を確保使用とすると、多くのガスを送らなければならず効率が悪いため、現在は高カロリーガスへと切替えられています。

ガスの点検や緊急時の対応は?

ガス会社を変更しても、火力やガスの品質は変わらずに使い続けることができることが、おわかりいただけたと思います。さらに、ガス会社を変更した際のガスの安全性についてご紹介いたします。


ガス会社を変更しても、引越しに伴うガスの開栓や閉栓、ガスの保守点検などは、これまでと変わらず実施されます。ガス会社にもよりますが、一般的にはこれまでと同じく、その地域の大手都市ガス会社のスタッフによって行われます。


またガス漏れやガスが出ないなどのトラブルや地震や火事などの緊急時でも、同じく地域の大手都市ガス会社が対応してくれます。

変更先のガス会社が倒産した場合

昨今の社会情勢により、飲食店や観光業の利用が減少したことで、ガス小売業者も厳しい状況が続いています。万が一、変更先のガス会社が倒産した場合でも、ガスの供給が停止されることはありません。


ガス小売業者が倒産、またはガス小売業から撤退することが決定した場合、ガス会社から利用者へあらかじめ通知されます。通知を受けた利用者は移行期間中に新しいガス会社へと変更します。


仮に新しいガス会社へと移行できなかったとしても、最終的に導管会社(ガス管を保持している会社)から、ガスが供給されます。

【まとめ】

今回のポイントをまとめます。


  1. ガス会社を変更してもガスの火力や品質は変わらない
  2. LP(プロパン)ガスから都市ガスにした場合は火力が弱くなる
  3. ガス管には同じ規格のガスが通るためガスが混ざっても問題ない
  4. 都市ガスには7つの種類があるが現在は高カロリーガスが使用されている
  5. ガス会社が変更しても保守点検やトラブル対応は大手都市ガス会社が行う
  6. ガス会社が倒産してもガスの供給が停止することはない

ガス会社を変更しても、これまでと同じようなガスの使い方ができると知ることができれば、安心してガス会社を変更することができます。光熱費を抑えられたり、お得なサービスを受けたりすることもできるので、引越しを機会にガス会社を変更してみるのもよいと思います。


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