【なにか匂う】部屋にガスがたまっている？その調べ方。

部屋の中にあるさまざまな匂いで気をつけるべきもの

部屋の中にはさまざまなものがあり、それらによっていろいろな匂いが発生しますが、特に気をつけなければならないがガスの匂いです。この匂いはほとんど誰もが気がつきますので、気がついた時点で部屋の中のどこかにたまっていると考えた方がいいでしょう。

一般的にはガスを使う場所にたまっていると考えられますが、いずれにしても匂いがしているとなるとちょっとしたことで爆発する恐れがありますので、くれぐれも慎重な対応が求められます。

火気厳禁はわかっているけれど

多くの人がなんだか臭いとなったとき、火気厳禁なのはわかっているものの、この火気の中に家電製品も含まれているのに気づいていないのが盲点です。そのため、とりあえず換気をしようと換気扇を回したとたん、通電による火気で爆発ということもあり得ます。

したがって、どこかにたまっているのではと思われた場合には、とにかく窓を開けて換気することが最も重要です。窓を開ける分には火気をもたらすことなく、部屋にたまっていたガスを外へ出すことができます。

まずは部屋、もしくは家中の窓を開けてから、機器栓とメーター栓を閉めます。これによって供給が止まってかなり安全になることから、これらの作業を経てから、どこが原因なのかを調べにかかることが大事です。

たまるところとして考えられるのは

ガスがたまる原因として考えられるのは、製品の故障や不具合、あるいはホースの破損や劣化による漏れです。あるいはきちんと接続ができていなかったり、配管そのものが原因で家の中の特定の場所にたまったりすることも考えられます。

製品やホースが原因であれば、その周辺に特にたまっているでしょうから、匂いの強さによってある程度絞り込めるでしょう。ただ、これといった該当箇所がない場合には配管の損傷の可能性が高く、非常に危険です。

速やかに連絡をするのが一番

部屋の中に匂いがするという時点で、そもそも不具合が生じているのは明らかですし、ずっと窓を開けているわけにもいきません。配管が原因だとしたら、いつ爆発するかわかりませんので、速やかにガス会社に連絡することが大事です。

家の中で匂いに気づいたときに安全に調べるには、換気と火気への注意、そして供給をストップすることですが、これで匂いがしなくなったとしても根本的な解決には至っていません。一度爆発すれば大事故になることから、速やかに専門家に見てもらうのが一番安全な調べ方なのは間違いないでしょう。