【支払日、過ぎちゃった】ガスの利用停止に関する対処法、教えます。
支払いの遅滞と利用停止までの流れ
ガス料金を口座振替しているのに口座残高がなく引き落とせなかった場合や、クレジットカード払いで利用限度額オーバーなどでエラーが出た場合、コンビニ支払いや振り込みをしている方がうっかり支払期日を過ぎたり、お金に余裕がなくて支払えなかったりするといった場合、どうなるのでしょうか。
料金の支払期日は一般的には、料金が確定した日の翌日、つまり、検針日の翌日から30日後に定められています。もっとも、口座振替やクレジットカード払いの場合、あらかじめ決められた毎月一定の日に決済がなされますので、その日までにお金が用意されていないと、通常の支払いができません。
支払期日に支払いができなかった場合、再請求のハガキや封書などが自宅に届きます。ガス会社にもよりますが、一般的には口座引き落としの場合は、〇月×日に再度引き落としをしますので、そのときまでに入金をしておくようにといった案内が入ります。クレジットカード払いの方やコンビニ払いなどを選んでいる方は、〇月△日までにコンビニ払いや振り込みをするように案内されます。
この再請求の案内に従って、支払いができれば利用停止にはなりません。ですが、再請求の案内で指定された支払い期限までに払えないと、今度は供給停止予告書といった通知が届きます。供給停止予告書には改めて〇月□日までに支払うようにと支払い期限が定められています。これを守れないと供給が停止されてしまいます。
業者にもよりますが、検針日の翌日から50日を経過しても料金を支払えないと、あらかじめの通告ののち、ガスが止められてしまうのです。
止められないための対応策
ライフラインは生命にもかかわるものですので、そう簡単には止められないものですが、ライフラインの中では最も厳しいのがガスで、続いて電気、水道と止められていきます。水道は飲み水として人間の生命にかかわりますので、よほどの滞納がない限り止められることはないと言われています。
日々の生活の中で必要度が低いものから止められますので、どうせ止めたりしないだろうと各種の通告を甘く見てはいけません。止められるのが困るのであれば、すぐに支払うか、どうしても払えない事情がある場合にはお客様窓口に相談や連絡をしましょう。
期日を超えても、いつなら払えるといったアプローチをことで、供給ストップを猶予してくれることもあります。支払えないうえ、何の連絡も入れないで放置していると、本当に止められてしまいます。
供給再開のお手続き
実際に止められて、供給を再開してほしいときは、供給停止後に送られてくる供給停止通知とともに届く請求書を使って、まずは料金を支払います。そのうえで、電話やインターネットなど指定の方法で、供給再開を申し込みます。
供給再開作業が必要なため、当日または翌日に作業員が訪問し、原則として立ち会いのもとでガス供給を再開してもらえます。