オトクな電気プランへ見直してみよう

電力自由化でオトク度アップの時代へ

これまでは住んでいる地域の電力会社からしか供給を受けることができなかった電力ですが、2016年4月に始まった電力自由化によって、今では日本中のどこの電力会社とも自由に契約が結べるようになりました。

さらに、携帯電話会社やスーパー、石油元売りなどの新規参入事業者が増えたことによって、独自に打ち出したお得なプランも増えてきていますので、見直しをすることでこれまでと同様に電力を使用しながらも、電気代を安くすることができるようになったのです。

そうなれば、さっそく見直しをするのがおすすめです。

数多くの選択肢から一番お得になるものを選ぶのに必要なこと

電力会社は顧客離れ阻止に躍起になり、新規参入事業者は新たな顧客の獲得にしのぎを削ることから、結果的にさまざまなプランが登場しています。見直しの際に注意すべきは、生活スタイルに見合った内容になっているかどうかです。

一人暮らしと家族4人で暮らしている家では、そもそも電力利用状況が根本的に異なりますので、人数や電気の使い方に最もマッチしたプランを選ぶことが電気料金を引き下げる決め手となります。数多くの選択肢が生まれているからこそ、ライフスタイルにマッチしているかどうかが判断基準といっても過言ではありません。

時間帯やセット割にも着目

昼間はほとんど誰も家にいなくて、朝と夜に家電製品を使うことが多い4人家族世帯であれば、朝と夜の時間の料金が安く、昼間は高めというプラン内容がおすすめです。これは、夜間の家電利用が多い一人暮らしにも当てはまります。その代わり、休日における昼間の利用料金は高くなりますので、昼間はできるだけ電気を使わずに過ごすのが、オトク度をアップさせるコツです。

さらに、電気だけでなく、ネットや電話、スマートフォンなどをまとめて利用することによって、ポイントが還元されたり、スマートフォンの月額利用料金が安くなったりするといったプランは、通信事業者に多く見られます。

ネットと電話に携帯まで一緒になっていれば、ここに電力の契約を含めることによって、毎月の電力の利用料金はさほど変わらなくても、他要素で安くなることが多く、これまで単独で電力会社と契約していたときよりも、トータルで見た場合の料金が安くなる可能性が高くなるのです。

時間帯の見直しは簡単にできますし、セット割にするなら何とセットにするのが一番オトクになるかを見極めることが、見直しをするにあたって一番大事なポイントと言えます。