【引越し】ガスの切替えで付帯するサービスはどうなるの？【自動継続に注意】

ガス会社を契約した際に、ガス会社が提供する付帯サービスを利用したり、ガスの利用中に新たに提供を開始した付帯サービスに加入したりした経験がある方もいるのではないでしょうか。では、引越しに伴うガスの切替えの際、ガス会社の付帯サービスはどうなるのでしょうか？

今回はガス会社の付帯サービスについて付帯サービスの内容や引越しに伴う解約、ガス切替え時における注意点などもご紹介いたします。

ガス会社の付帯サービスとは？

ガス会社によって内容は異なりますが、一般的に多く提供されているガス会社の付帯サービスについて取り上げてみました。

電気のサービス

ガスと電気をセットで契約することで、使用料金がお得になるサービスです。ガスや電力の自由化に伴い、消費者は自由にガスや電力会社を選べるようになりました。ガスと電気をセットにする契約は、ガス会社だけではなく電力会社も行っています。

支払い先を一本化でき、切替え工事など面倒な手続きがないので、利用する消費者も多いようです。

ガス機器のリース

ガスを利用している人に、自社のガス機器をリースして使用してもらうサービスです。ガス機器はガスコンロやガスファンヒーターはもちろん、給湯器や床暖房、自家発電ができたり蓄電池を利用できたりする機器まで、様々なガス機器をリースできます。

ガス機器のリースは、まとまった購入費用がないときに月々の支払いを抑えられたり、故障時に無償で修理ができたり、安心して利用できることが大きなメリットです。

住まいや暮らしに関するサービス

各ガス会社は、ガスやガス機器以外にも、住まいや暮らしに関しての様々な付帯サービスを提供しています。各社の提供する内容に違いはありますが、主に防犯や家の修理に関するサービス、家事代行や掃除、旅行割引など暮らしに関する多様なサービスがあります。

通信に関するサービス

ガスとセットで契約することで、インターネット料金が割引になるサービスです。もはやライフラインと同程度に必要となるのが、自宅のインターネット環境です。

ガス会社の付帯サービスとはいえ、昨今はプロバイダを数社から選択することができるので自由にプロバイダを選択でき、利用者にとっては嬉しいサービスです。

各社ポイントサービス

ガス会社が提供する公式webサイトでは、様々なコンテンツが展開されています。ガス会社によっては、ガスの使用料金に応じたポイントが貯まるサービスがあり、貯まったポイントを楽天ポイントやdポイントなどのポイントプログラムと交換することができます。

ガスを切替えた場合の付帯サービスについて

では引越しに伴うガスの切替えでは、付帯サービスはどうなるのでしょうか？主な契約形態別に分けてご紹介していきます。

リース契約の場合

ガス機器をリースしていた場合で、引越しと共にリース期間が満了になる場合は、ガス機器を購入または返却します。引越し先が同じガス会社であり、引き続きガス機器を使用できるのであれば、再リースや新規リースも可能です。

リース期間の途中解約をする場合は、解約精算金が必要となり、その後ガス機器の返却または買取となります。基本的にリース契約は途中解約ができないので、契約の際はリースする期間に注意しましょう。

月額支払いの場合

ガス機器の保証サービスや暮らしに関するサービスの多くは、月額制の料金形態を採用しています。月額支払いで利用する付帯サービスは、月ごとの契約になるので年の途中でも解約が可能です。

最後に使用する月を決めたら、早めに解約の手続きをしましょう。

年間契約の場合

ガス会社に付帯するサービスを年間契約した場合、サービス提供1年目での途中解約ができない場合が多いです。万が一契約期間内で解約した場合は、途中解約違約金などが発生するので、契約期間には注意しましょう。

ポイントサービスの場合

ガス会社が提供する公式サイトのポイントは、そのガス会社を利用しているという条件の下で貯めたり交換したりすることが可能です。そのため、引越しに伴いガス会社を利用しなくなれば、同時にポイントも失効してしまいます。

ポイントの交換は、ガス会社の切替え前に済ませておきましょう。

自己申告が必要な付帯サービスに注意

ガスの利用を停止しても、自動的に全ての付帯サービスが終了されるわけではありません。付帯サービスの中には、ガスの利用停止の申し込みとは別に、自己申告による解約が必要となる場合もあります。

自己申告による解約をしないと、自動継続で料金がかかってしまう場合もあるので注意が必要です。また、インターネットのようにガス会社とは別に、外部のプロバイダを利用している場合、ガス会社とプロバイダの双方に解約の連絡を行い、使用者が直接プロバイダに解約の申し込みをする必要があります。

引越しでガスを切替えても使用できる付帯サービスは、違約金が発生してしまうのであれば、そのまま使用することも検討しましょう。解約が必要となる場合は、早めの解約を忘れずに行いましょう。

解約期日に注意

引越しに伴うガスの切替えで、月の途中で利用停止した場合は、日割り計算が可能です。

しかし、付帯サービスの多くが日割り計算を採用していません。そのため、解約期日には注意が必要です。解約期日の反映について、大阪ガスを例に挙げると下記の通りになります。

1. 解約受付、受理が毎月10日までの場合、当月末をもって解約
2. 解約受付、受理が毎月11日以降の場合、翌月末をもって解約

引越し後、付帯サービスを利用していないのに料金が発生してしまうことを避けるためにも、解約期日を確認しておきましょう。

【まとめ】

今回は引越しに伴うガスの切替えで、ガス会社の付帯サービスについてご紹介いたしました。

注意したい点は以下の3つです。

1. ガスの付帯サービスを契約する際は契約期間に注意
2. 付帯サービスを途中で解約すると違約金が発生する場合もある
3. 解約には自己申告が必要な付帯サービスに注意

引越しではガスや電気などライフラインの他にも、様々な契約の開始・終了が発生します。ガス会社の付帯サービスも必ず確認を行い、無駄な利用期間が発生しないように気をつけましょう。

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