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引越しに伴うガスの切替えをした際、ガスの切替えで検針日は指定できるの?

引越しに伴うガスの切替えをした際、ガスの切替えで検針日は指定できるの?

引越しに伴うガスの切替えをした際、ガスの検針日が以前とは異なることが多いと思います。


例えば敷地内や屋内にガスメーターが設置されている場合、ガスの検針日に在宅している必要があります。仮にガスの検針日に留守にする場合などは、検針日を変更したいケースもあるでしょう。また、引越し前と同じ検針日を希望する人もいるかもしれません。


そこで、ガスの検針日を指定することはできるのでしょうか?また、そもそもガスの検針日とは何なのでしょうか?今回はそんなガスの検針日についての疑問にお答えします!

検針日の指定は可能?

原則としてガスの検針日を指定することはできません。


その理由は、ガスの検針を効率良く行うためです。ガスの検針は、地理的に近いエリアを検針員が順番に巡回することで、検針にかかる金銭的、時間的コストを削減することができます。そのため個別のガスの検針日の指定はできません。


仮にガスの検針日を個別に設定すると、人的コストがかかりガス料金に反映され、ガス料金が高くなっててしまうことも考えられます。安定したガスの供給と料金維持のためにも、ガス会社は検針日の指定を受け付けていません。

ガスの検針日とは?

では、そもそもガスの検針日とは何でしょうか?


検針日とは、一般ガス導管事業者がガスメーターの属している区域ごとに設けた検針日であり、正式には「定例検針日」といいます。ガスの検針は、供給区域の都市ガス会社の検針員が行います。これはガス小売り業者など、利用しているガス会社に関わらず、都市ガス会社が検針を行います。


引越しに伴うガスの切替えでは、開栓から最初の定例検針日までが、初月のガス料金として請求されます。ただしガスの開栓から定例検針日までが3日以内の場合は、検針を行わない場合もあります。また、引越しで退去する場合は、最後の定例検針日からガス閉栓までの使用量を、最後のガス料金として請求されます。なお、定例検針日からガス閉栓までが3日以内の場合、最後の定例検針日に検針を行わないこともあります。


定例検針日にはガス使用量の検針の他に、ガスメーターやガスの供給に異常がないか、安全にガスが供給されているかも同時にチェックしています。

ガスの検針日の確認方法

ガスの検針日を確認する方法は、毎月の検針日にもらう検針票に記載されています。また、利用しているガス会社が提供するwebサービスのマイページなどでも、確認することができます。


検針票やマイページには、今月のガス検針日と共に、次回のガス検針日が記載されています。ガス検針日に在宅が必要な場合は、次回検針日を確認しておきましょう。

ガスメーターはどのように検針しているの?

ガスメーターには「1234㎥567」のように表示されています。なお、ガスメーターの検針では1㎥以下の数字は読み取りません。


検針日にガスメーターが「1234㎥567」となっていた場合、その月のガス使用量は「1234㎥」と検針されます。

ガスの検針ができない場合は?

何らかの理由でガスの検針ができなかった場合、原則として前月のガス使用量を、今月のガス使用量と同量にするなど、推定でガス料金を請求する場合もあります。


現在は訪問検針の他にも電話回線を利用し、通信によるガスメーターの検針を行うサービスもあります。このサービスでは、ガスの検針員が毎月訪問しなくても、ガスメーターの検針ができるほか、ガスに異常があったときに、ガス会社に自動的に通報されるといったメリットもあります。検針日に在宅が必要な人や敷地内に検針員が入ってくることに抵抗がある人、検針時にペットが気になる人などは、一度検討してみてください。

定例検針日以外に検針が必要になるケース

ガスの定例検針日以外にも、検針が必要になるケースをご紹介します。


  1. 新たにガスの使用を開始した場合
  2. ガスを解約した場合
  3. 料金延滞などでガスの供給を停止した場合
  4. ガスの供給が再開された場合
  5. ガスメーターを取り替えた場合
  6. ガス業者の切替えに伴って検針日を指定した場合
  7. その他ガス会社が検針を必要とした場合

引越しに伴うガスの切替えでは、ガスの使用開始や停止の際に検針が行われます。

まとめ

今回のポイントをまとめます。


  1. ガスの検針日は指定できない
  2. 検針日を指定できない理由は、効率良く検針を行いコストを削減するため
  3. ガスの検針日の正式名称は「定例検針日」
  4. 定例検針日はエリアごとに都市ガス会社が指定している
  5. ガスの検針日は検針票やマイページで確認できる
  6. ガスメーターに表示されている1㎥以下は切り捨て
  7. ガスの検針ができない場合、前月と同量の使用量で請求される
  8. 定例検針日以外にもガスの検針を行うことがある

引越しをすると、ガスの検針日が以前と異なることも多いと思います。ガスの検針日は指定できないので、必要であればガスの検針日を検針票やガス会社のマイページなどで確認しておきましょう。


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