電気代を節約するなら、お引越し先の地方や新居の物件にもこだわってみましょう
ネットで検索することで、電気代を節約するための各種のテクニックを知ることができます。こういったテクニックはプランの切り替えや家電の買い替えに関した解説が一般的です。
この記事では、電気代を節約できる地方の選び方や、新居の物件を決めるにあたっての注意など、お引越し先を決めるにあたって役立つ情報も合わせてご紹介します。
このページの目次
電気代の節約にはお引越し先の都道府県もこだわりましょう
進学や転勤のような場合は、お引越し先の都道府県がはっきり決まっています。ですが、お引越し先の都道府県を自由に決められるのであれば、電気代の支出が少ない都道府県をお引越し先として検討してみてもいいと思います。
総務省の家計調査をもとに、電気代の節約を行いやすい地方をご紹介します。
電気代の少ない都道府県
総務省の家計調査をチェックしてみると、九州地方や関西地方などに住めば電気代の支出が少なくなるようです。ご家庭の電気代が多くて悩んでいる方は、まずはこういった地方へ注目しましょう。
こういった地方の電気代が安くすむ理由の1つとしては、電力自由化の影響があります。より安いプランを用意する新電力に対抗して、大手電力は電気料金の値下げを行っています。
電気代以外の出費も合わせて考察してみる
電気代が安い地方であっても、その分ガス代などの燃料費が高かったり、水道代が高かったりします。例えば、大阪市の電気代は安くすみますが、その分都市ガスの出費は非常に高くなります。
一方で、富山市のように電気代が高くてもガス代が安くてすむ自治体もあります。お引越し先の地方で電気代を節約したいのであれば、生活費全体がきちんと節約できるか試算してみるいいでしょう。
断熱対策をしっかり行っている物件がおすすめです
近年は、断熱対策を行っている建物が注目されてきています。断熱対策をしっかり行っている物件であれば、少ない電気代や燃料費でお部屋の室温を快適な温度に保つことができます。
特に暑さや寒さが厳しい地方では、断熱対策をしっかり行っている物件かどうか慎重にチェックするといいです。
また、家屋に対して断熱対策用のリフォームを検討するのであれば、経済産業省が補助金を出しているようです。詳しくは執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(略称「SII」)のウェブサイトなどをチェックしてみてください。
省エネ家電への買い替えで節電効果アップ!
電気を少なく使う家電製品へ買い替えることで、長い目で見ると効率よく電気代の節約を行っていくことができます。
家電製品の中でもエアコンや冷蔵庫といったものは電気を多く使います。こういった家電製品は、省エネの効率を向上させたものが定期的に新発売されています。お引越しを機会に買い替えを検討するのも1つの手です。
また、照明による電気代も馬鹿にできません。お部屋の照明にLED電球を用いた電気代は、白熱電球と比べた場合と比べて6分の1以下になるようです。LED電球は価格が高めなので、お引越し先の物件をチェックする際は、はじめからLED電球を利用した物件かどうかチェックしておくといいでしょう。
おすすめの電力プラン
お引越し先の地方や、新居の物件のチェックが済んだら、電力プランの見直しも検討してみましょう。
Looopでんきは基本料金0円で始められる
基本料金を抑えたい方はLooopでんきがおすすめです。
Looopでんきは基本料金が0円であり、電気料金の従量料金部分だけが請求されます。普段の生活で外出が多い方であれば、こちらの電力を利用することで効率よく電気代の節約ができるでしょう。
また、Looopでんきは春と秋の日中の料金単価や、夜間の料金単価が安くなる「スマートタイムプラン」というプランを用意しています。
注意点として、Looopでんきは支払い方法がカード払いのみとなっています。カード払いを利用しない方は、他のプランをご利用ください。
シン・エナジーなら日中の電気代を抑えられる
シン・エナジーは、電気を多く使用する時間帯に関して、料金単価を安く設定したプランを用意しています。
日中の電気代が気になる方は、シン・エナジーの「昼生活フィットプラン」をご検討ください。このプランは在宅勤務を行うご家庭や、子育て中のご家庭向けに、日中の料金単価を安く設定したプランとなっています。
また、「夜生活フィットプラン」というプランも用意しており、こちらは夕方から早朝の料金単価を安く設定したプランとなっています。
出光昭和シェルならガソリン代が安くなる
電力自由化以後は、さまざまな企業がご家庭に電力を販売するようになりました。出光昭和シェルもそういった企業の1つです。
出光昭和シェルで電気を利用する場合は、「カー・オプション」という特典を受けられます。ガソリン車の場合はガソリン代が1リットルあたり2円割引されます(ただし、1か月に100リットルまで)。また、電気自動車の場合は、月の電気代が200円引きになります。
記事のまとめ
今回の記事をまとめると、以下のようになります。
- 節約を考えるなら、電気代以外も含めて生活費全体を考察する
- 新居の物件は、断熱対策をしっかり行っているものを選ぶ
- 電力プランの切り替えや、(家計に余裕があれば)省エネ家電への買い替えを検討する
お引越し先で電気代の節約を行うのであれば、できれば快適な生活とも両立したいものです。新居を構える地方や、物件の良さまでこだわった上で引越しをすることで、精神的な負担を減らしつつ節約を行うことができるでしょう。
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