
ガスの乗り換えに必要な書類と手続きは?
電気と一緒にまとめてお得
電力の自由化などに伴い、電気を供給する会社の選択肢が増えています。ガス会社もその一つで、一般家庭の主なエネルギー源である電気とガスの二つを同じ窓口にとりまとめることで、トータルの光熱費が抑えられるようなプランが用意されています。
実際にお得になるかは、事前にしっかりとシミュレーションが必要です。ガス会社選びの際は、自宅を訪れる営業所の担当者がシミュレーション表や提案書などを作成してくれるので、まずはその内容をよく検討しましょう。
季節によっても異なりますから、冷暖房を使用する量が増える冬場や夏場の光熱費の増減などもしっかりチェックしたいものです。
意外なほど簡単な手続き
いざ、乗り換えてもいいかなと思っても、なんだか面倒くさそうと思ったりしませんか。切り替え手続きにあたって、一時的に停電したり、ガスが使えなくなったりしたら困るなどと考える方もいるかもしれません。
ですが、契約の乗り換えにあたって、エネルギー供給がストップすることはありません。
基本的に工事は不要で、書面だけの手続きになります。
インターネットでも手続きができる会社もありますし、営業所の窓口や担当者の自宅訪問で申し込む場合も、必要な書類は申込書一つが基本です。
これまでの支払口座を変更したい場合には口座振替依頼書やポイントが貯まるクレジットカードに変更したいなら、クレジットカード支払い申込書もプラスで記入します。
住民票や本人確認書類、印鑑証明書などの公的な書類も必要ありません。
特段の準備は必要なく、担当者が用意してくれる申込書だけでできるので、意外なほど簡単に乗り換えができます。
ただし、これまで利用していた電力会社のお客様番号が必要になるので、電力会社の明細書を準備しておくとスムーズです。
万が一、なくしてしまったり捨ててしまったりした場合は、調べてもらえるので安心しましょう。
スムーズに切り替わる
書類の申し込み後、メーターの交換が行われますが、家の外のメーター交換なので不在時でも対応は可能です。
在宅していれば、簡単な説明などを受け、あとは毎月の請求書が一緒に送られてくるだけで、これまで通り電気も使えます。
ご家庭には給湯器やコンロなど毎日使うガス機器が豊富で、たまに調子が悪くなったり、故障かなと不安になったりすることもあるでしょう。
乗り換えをすると、簡単な修理や点検は無償で行ってくれるなどお得なサービスが用意されているケースも少なくありません。
お料理をたくさんするといったご家庭には、乗り換えでサービスを充実させるのもおすすめです。