光回線のサービス各社比較【速度編】
光ファイバー網開通で当たり前になった回線といえば「光」
従来のインターネット接続回線はADSL(=Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)が主流を占めていましたが、現在はほぼ光回線がメインとなっています。また、ADSLのサービスも終了するという報道もあり、光回線は今後、ますますインターネットの主流となっていくでしょう。
光回線が普及した大きな理由は光ファイバー網の整備が進み、日本全国でほぼ光回線が開通したためです。その結果、各社が光ファイバー回線のサービス提供に乗り出し、顧客獲得にしのぎを削っています。
さらにYouTubeやニコニコ動画、Netflixなどの動画配信サービスの普及が急速に進む中、どの企業と契約を結ぶかで最も重要視するのは「速度」という人も多いでしょう。そこで、今回は各社を「速度」という点で比較検討してみたいと思います。
最速の回線はどこか
速度を重視する際にもっとも的を射た要点は、最速でどのくらいかということです。そこで、速度別に見た場合にもっとも有力となる候補はどこかを検証していきます。
最速はNURO光
各社の公式発表によると、最も速度が速いのはSo-netが基盤となっている「NURO光」であることが分かりました。最大通信速度は2Gbpsで、2位にランクインした「auひかり」は最大通信速度は1Gbpsですので、1位と2位の間ですでに速度に違いがあることが分かります。
固定電話からの乗り換えが便利だからと、NTT回線をそのまま使えることで契約者が多い「フレッツ光」と比べるとその差は歴然で、最大通信速度は1Gbpsとauひかりと同じではあります。しかし、実際の数値は公式発表されていませんが、下り・上りの数値に差があるようです。
同じく利用者が多い関西電力による「eo光」も最大通信速度は1Gbpsで同じでも、公式発表はないものの、「フレッツ光」よりも遅くなるという情報もあり、速度を重視する人には物足りないかもしれません。
最速NURO光の料金は?
速度で他社を圧倒的に引き離している「NURO光」。の速度が速い分、気になるのが月額利用料です。マンションやアパートの集合住宅では1,900円~2,500円、戸建ては4,743円ということで、それほど高額という印象はありません。
キャッシュバックや工事費無料といったキャンペーンを定期的に実施していますので、お得なタイミングで契約することによって、速度だけでなく料金プランにも満足できる、総合的に満足できる光回線サービス会社となっています。
また、NURO光の提供エリアは、これまで限定的でしたが、現在は関東、中部(愛知・岐阜・静岡・三重)、関西(大阪・京都・滋賀・奈良・京都)、九州(福岡・佐賀)となり、順次エリアを拡大し続けています。