消費電力が大きい家電を知って、電気代を節約しよう
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消費電力を知って賢く利用
家庭用電化製品(以下、家電)は必ず電力を消費しますので、使い方によっては毎月の使用料金がかなり違ってきます。
そこでどの家電の消費電力が高くてどれが低いのかを知り、使い方を工夫することで月々の使用料金を節約することが可能です。
どの家電が大きな電力を消費するのか、そしてどのように使えば節約できるのでしょうか。
運転時間が長いものは要注意
家電の中には運転時間の長いものと短いものがありますが、注意したいのは長時間運転させる製品です。
長く動かすものの筆頭に挙げられるのはやはりエアコンで、消費電力は最大で3000ワットにまで達します。
同じくらいのワット数に達するのがIHクッキングヒーターで、最小でも1400ワットからの電力を消費するため長時間料理するとかなりの電気代がかかることになります。
また食器洗い洗浄機や洗濯後の乾燥機の使用も時間がかかるため、ワット数がかなり高くなるのが特徴です。
一時的に使用するもので電力消費の高いもの
連続運転しないにもかかわらず、短時間の使用で電力を消費する家電としては電子オーブンレンジやドライヤーなどがあります。
電子オーブンレンジはオーブン機能を使うと調理時間が長くなるため、長時間運転家電の部類に入ると考えても良いでしょう。
アイロンや掃除機、ドライヤーを強モードで使うと消費電力が上がりますので、できるだけ短時間の使用に留める工夫が必要です。
使い方で電気の使用を加減できるものもある
電気ストーブはかなり消費電力が高い一方で、ファンヒーターはそれほど電力を消費しません。ですので、使うならファンヒーターを選び、ホットカーペットやこたつなどで暖を取るのもおすすめです。
冷蔵庫は頻繁に開け閉めすると庫内の温度が上がって冷やすのに電力を消費しますので、開け閉めは必要最低限にし、詰め込み過ぎないようにしましょう。逆に冷凍庫は詰まっている方が庫内の温度が下がりにくくなります。
節約できる手段を取ってから使用する
洗濯機で乾燥させるとかなりの電気代がかかりますので、洗濯物は外干しすることで電力を使わずに済みます。
また洗濯物を干すときにしっかりとしわを伸ばしておけば、アイロンがけの時間を短くできたり、服によっては必要がなくなったりすることもあります。
髪もしっかりタオルドライをしておけば、ドライヤーの使用が短時間で済みますので、使用時間を減らすことが節約につながります。
掃除機もあらかじめごみを箒などで集めておいてから使うと節電対策に有効です。
家電には待機電力がかかりますので、テレビなどは主電源から切るようにし、使わないときの洗濯機や電子オーブンレンジなどはコンセントからコードを抜いておきましょう。