
電気の検針票を再発行する方法とは?
切り替えが進むスマートメーター
現在日本全国の電力会社では、従来のアナログ式の電力メーターから、電気の利用量がリアルタイムで分かるスマートメーターへの切り替えを進めています。
これまでは毎月検針員が家々を回って、電気の利用量とその金額が分かる検針票を各家庭のポストに投函していました。スマートメーターによって従来の検針作業が不要になり、ペーパーレス化され、経費の削減につながっています。また、2024年度末までに、全ての利用者へスマートメーターの設置を完了する計画となっています。
大手電力会社はもちろん、2016年4月1日に始まった電力自由化によって電気事業に新規参入してきた事業者の多くはすでにスマートメーターを利用しており、ペーパーレスになっています。
その結果、今やどこの電力会社と契約を結んでも、検針票そのものを目にすることがなくなってきています。
検針票を発行してもらっているのはこんな人
ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、従来の検針票を発行してもらっている人もいます。その対象となるのは、電気料金の支払いを毎月振込用紙で行っている場合です。
振込用紙に使用した電力量と料金が記載されており、これが検針票となっています。この場合、紛失してしまった際は再発行ということになり、有料で受け付けているところがほとんどです。
契約している電力会社や事業者のカスタマーサポートセンターへ電話をし、再発行してもらいたい旨を告げると、電気料金や再発行手数料の案内と共に手続きをしてくれます。
検針票の発行を受け付けていないところも多い点に注意
ペーパーレス化が完全に終わっている電力会社では、紙媒体による検針票そのものを一切発行していないところが少なくありません。その場合、ほとんどがパソコン、もしくはスマートフォンでサイトから確認できるようになっています。
どうしても電気の検針票が必要であれば、発行が可能な電力会社に乗り換える以外に方法はないでしょう。サイトから自分で電気の検針票を印刷することができる会社もあるので、サイトを見たり、カスタマーサポートに問い合わせたりして確認しておくと良いでしょう。
検針票が必要になったときにどうすれば再発行してもらえるかが分かっていると、安心です。